生きるのって難しい

元彼が来た日。
blogを更新してすぐに友達から1本の電話が入った。
それはゲイ友の訃報だった…


ゲイとして生きるのは難しい。
なぜならヘテロでは味わうことのできない苦悩の連続だからだ。
その苦悩をどう乗り越えていくか、それが出来るか出来ないか…。

ゲイとして自覚するのはそれぞれ違うが
みな一様にまず悩むのは 「自分がゲイなんか?」という疑問だ。
性的に魅力を感じるのは異性でなくて同性。
悩む時期が思春期なら性に目覚めて会話もそういうのが多くなる。
その中でゲイという単語も出てくるだろうし、
興味本位で差別用語を並べたりする輩も出てくる。
それは身近にゲイが居ないと思っているからだ。
だが、実際はその時期に悩んでいる友達が近くに居ることをしらない。
悩む子はこれが知れたらどうなるか… と臆病になる。
友達には相談できない状況が生まれる。
そして親になんて話したらどうなるかわからないし、秘密にしたい。
親と距離を置きだす思春期に悩めば
親の愛情を感じることは少なくなる。
そうなれば愛情を他に求めるのは当然の成り行き。
そう思うのが当然だろう。

思春期を過ぎて自分を受け入れることが出来たら
出会いの場所を求める場所があることを知るだろう。
ゲイである自分は一人じゃないと気付けば少しは気が楽になる。
だがそれをおおっぴろにして活動するわけには行かない。
世間はまだそこまで寛容的でないからだ。

親にも友達にも職場にもゲイであることをひた隠しにし
バーやネットで知り合った同じ性的趣向の友達とつるむのが
その人の心のよりどころになるのは簡単だ。
そこで恋人が出来れば言うことはない。
俺は一人じゃない。。。


だが世の中、うまく行く人も居ればいかない人も居るのが現状。
ゲイという自分を受け入れられずに苦しみ、精神的疾患になる人も居る。
社会への適合がうまくいかない人も居る。
見せ掛けの愛をもとめてさまよう人も居る。
本当は沢山の人に見守られているのを知りながらも
突発的に自分は独りなんだと思い込む時がある。
そして自ら命を絶つ人も…



cocoronagomuに足を運んでいただいている方の半数はゲイの方だと思います。
みな、いろんな苦悩や負い目を背負いながら生きていることでしょう。
少しずつゲイという世界が身近にあると世間には浸透していると思います。
だけどそれは少し違う湾曲した浸透の仕方だと思います。
オネェマンズみたいな人ばかりがゲイではないし
みんながみんなTVで出ているような人ではない。
でも世間はそう見ている人が大半でしょう。
まだまだ住みにくい世の中です。

だけど
30年前に比べれば住みやすい世の中になったと聞くこともあります。
確かにそうだと思います。ネットが普及し、いつでもゲイというキーワードを打てば
それに関連するコミュニティに触れることが出来るようになったから。
昔は無かったツールで、出会いも簡単に見つけることが出来る。
これからはさらに住み易くなるかもしれない。


人は強い人なんて居ません。
みな心のどこかに傷を負っています。
その傷が痛み苦しむときは誰かに話を聞いてもらってください。
貴方は一人じゃない。
独りで抱え込まず、周りに居る人に話を聞いてもらってください。
自分で最期の時を迎えるのは絶対にダメです。
どんな些細な悩みでも、痛む傷があるのであれば話を聞いてもらってください。
話したところでどうなる!って思う人も居るかもしれません。
でも、話すことで楽になる事だってあるんです。
貴方は一人じゃない。


そして
心に余裕がある人は
久しく逢っていないなぁ 連絡していないなぁって思う人に連絡をしてみてください。

 元気か?

その一言だけでもいいと思います。
人と人は繋がり支え合いながら生きていく。
人の手は誰かに触れることが出来るようになっています。
他の人にヌクモリを与えることが出来るように。。。
コメント

No title

現在では忘れてしまっていましたが、僕も昔、いつか自ら命を絶つときがくるのかなぁと、なんとなく心の中に思っていた時期がありました。
ゲイであることに限らず、悩んでしまうとその状況から一生抜けられなくなるのではないか?と考えてしまい、辛くなるものですね。
でも、悩ましい状況が永遠に続くことなどなく、いつか変化するものだと気がついてからは、命を絶つという発想はどこかへいってしまったようです。
辛くなったら、そのことについての思考を強制終了するようにもなりました。
僕にとっては、それもひとつの自己救済策だと言い聞かせてます。
あまりにも辛すぎる現実に対しては、真正面から向き合わなくていい場合もあるんだと。
亡くなられたご友人の方のご冥福を、お祈り申し上げます。

No title

ここ数年立て続けに訃報が続いているような気がします。
お世話になった人、仲の良かった友達、憧れてた人。
亡くなり方も様々で、そのたびのショックも様々ですが、やはり聞いていて悲しい気持ちになります。
人は必ず死んでしまいます。
自分は殆ど死にかけた状態を体験したので、志半ばで死ぬようなことがないよう、精一杯生きて生きたいと思ってます。

まさるさんへ

自己救済策があるって言うのはいいことだと思います。
誰しもそういう自己救済方法があるはずなんですよね。
でも、それでは済まされないことも往々にあるわけで。
その時の自己救済方法が見つからないと、俺の友達のように…
力強くこの世の中を生き抜きましょう!
コメント、ありがとうございましたm(_ _)m

タロウさんへ

俺もいつ最期を迎えるか判らない身体です。
だけど、それだからといってお迎えをただ待つだけはイヤなんですよね。
絶対に抗ってやる!生き抜いてやる!って思っています。
精一杯自分のすべきとを最期までやり遂げようって。
友人が亡くなるこの悲しさはもう味わいたくないです。。。
本当に。。。

No title

人間って
苦しくたって、悲しくたって
その生命が尽きるまでは
生きなければいけない
それが与えられた使命
だと思うから・・・

amiさんへ

俺もそう思います。
だけど、彼は生きていることに絶望したんだと思います。
だからといって自ら命を絶って言い訳じゃないけど
彼にはそうするしかなかった。
生きる寿命は人それぞれだけど、彼が空けた心の穴は
ずっと俺たち仲間の中には残ります。
そしてずっと彼を思い続けていきます。
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